2008年11月06日

バラク・オバマとオリンピック招致

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第44代アメリカ合衆国大統領として、バラク・オバマ氏が当選しました。アフリカ系アメリカ人として初の大統領当選、歴史的な意味を持つこの偉業に心から祝福をしたいと思います。おめでとうございます。

さて、それはそれとして、2016年、東京でオリンピックを開きたい!と思っている私たちとしては、オバマ氏の勝利は大きなショックです。というのも...

■オバマ勝利宣言に思う 日本首相演説「ダメ」な訳
シカゴも招致活動をし、有力視されている2016年のオリンピック。小倉は「笠井アナも言ってましたが、オバマさんがシカゴでこんど招致演説をしたら日本は負けるのではないですかね〜」と。
 実は今(2008)年6月、シカゴの招致イベントで、選挙活動中のオバマが飛び入りで演説したという。その時の演説の中身は……
 「私は大統領になって、『これからゲームを始めよう』と宣言したい。シカゴオリンピックは私の2期8年目の最後に当たる」
(2008/11/ 6 J-CAST テレビウォッチより抜粋)

そしてその演説とは...


どうですか。


"Let the Games Begin!"


こんなスピーチされたら、ボクだって「シカゴ!」って言ってしまいそうです。

ソチオリンピック(2014)決定の際、時のプーチン大統領が、公式の場でほとんど使わない英語で演説を行ったことが、通訳を介した盧武鉉大統領(韓国)よりインパクトを生み、委員の投票行動に影響したのではないかと言われています。

国の元首が英語で招致のスピーチをするというのが必須であれば、英語を第一言語とするオバマ氏にかなりアドバンテージがあります。しかもメチャクチャ演説上手いし。さらに、地元出身だし(オバマ氏はシカゴのあるイリノイ州選出の上院議員)。

翻って、わが国の首相。実はスタンフォード大学やロンドン大学(LSE)への留学経験もあり、日本語と同じくべらんめぇ調の英語を話すとのこと(かなり流暢らしい)。しかも、クレー射撃のオリンピアン(1976モントリオール)です。

IOCは現在、スポーツの価値を高めようと頑張っています。国家を代表する人物がオリンピアンであり、その人物がリーダーシップをとってオリンピックを招致する(麻生氏は自民党スポーツ立国調査会の会長でもある)。これはこれでインパクトあると思いませんか?

さて、オリンピック候補地の選出は、なにもアメリカ国民が行うわけではありません。当然ですが。

現在、アメリカのプレゼンスはいろんな事情(政治姿勢、経済問題、軍事姿勢 etc.)があって、以前より低下しています。アメリカに否定的な感情や、否定的ではなくても肯定的ではない感情を持つ方々もたくさんいるはずです。こうした方々(泥臭くいえば投票権を持つ委員)をどう取り込んでいくかが、東京の第一の課題だといえます。

オバマ氏の今後の政策で、こうした方々の感情が変化していく可能性もありますが、オバマ氏は案外タカ派ではないかという指摘もあり、必要以上に悲観的になる必要はないと思われます。いずれにしても、あと10ヶ月と少しで2016年の開催地が決まります。この間(実際にはオバマ氏が大統領に就任する来年1月から10月までの間)のアメリカの政策は注意深く見守る必要がありそうです。

と、またスポーツ(オリンピック)と政治がは切り離せないという話題になってしまいました。
posted by kawai at 19:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑感 | 更新情報をチェックする
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